世界の乳業・酪農文化を伝える 日本でもめずらしい牛乳博物館

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公益財団法人 中田俊男記念財団
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中田俊男記念財団について

ご挨拶

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中田 俊男

中田俊男記念財団は、世界の乳業・酪農に関する、日本でも珍しい博物館「トモヱ牛乳博物館」の貴重な資料を末永く保存するとともに、さらなる収集・調査・研究を行うこと、それら資料を公開・活用することにより、多くの方々が乳業・酪農文化の造詣を深めること、そして、博物館最大の功労者である中田俊男の名前を残すことを目的に、2014年(平成26年)3月に設立されました。

乳業を好きになるための収集活動

牛乳博物館

牛乳博物館

トモヱ乳業株式会社は、1956年(昭和31年)に中田俊男が代表取締役社長に就任し、第一創業期をスタートさせました。当時21歳と若かった中田俊男社長は、乳業も経営も、右も左も分からない状態だったそうです。そのため、「乳業をもっと好きになりたい、もっと知りたい」との思いから、乳業・酪農に関する資料を少しずつ集めるようになりました。

事業が徐々に軌道に乗り、海外にも足を運べるようになると、資料の収集量が増加します。最初は自分のために始めた収集活動でしたが、世の中に乳業・酪農文化を伝えたいとの思いに変化していきました。それが、トモヱ乳業株式会社の経営理念「産業の中に文化あり」につながります。

社会のための牛乳博物館

牛乳博物館

牛乳博物館

1994年(平成6年)、トモヱ乳業株式会社が下辺見新社屋を設立する際、工場の一角にトモヱ牛乳博物館が併設・開設されました。社長の執念ともいえる情熱により集まった収集資料は、約150ヶ国から5千点以上になります。世界の酪農・乳業に関する、日本でも珍しい博物館であると自負しております。

来場者は15万人を超えました。今後も、一人でも多くの方々にご来館いただき、「日頃何気なく飲んでいる牛乳には、こんな色々な物語があったのか」と興味をお持ちいただけたら幸いです。皆様のご来館を心よりお待ちしております。

皆様のご来館を心よりお待ちしております。

平成27年1月6日
公益財団法人 中田俊男記念財団
代表理事 中田俊之

 

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